活動報告/高崎健康福祉大学リーグ戦帯同

高崎健康福祉大学、2部奪還!

2026年関東学生バドミントン秋季リーグ戦・入れ替え戦に帯同しました

高崎健康福祉大学バドミントン部のコーチとして、2026年関東学生バドミントン秋季リーグ戦と女子2・3部入れ替え戦に帯同しました。

今回、コーチとしてベンチに入り、選手たちとともに4日間を戦いました。

春季リーグでは3部への降格という悔しい結果となりましたが、秋季リーグでは「3部Bブロック1位通過」、そして入れ替え戦では「2部奪還」を目標に大会に臨みました。

目次

秋季リーグ戦は5戦全勝。目標だった1位通過を達成

秋季リーグ戦の結果は、

対戦相手スコア結果
東洋大学4-1勝利
順天堂大学4-1勝利
成蹊大学5-0勝利
神奈川大学5-0勝利
東京経済大学5-0勝利

となり、5戦全勝で3部Bブロック1位通過を決めることができました。

目標としていた1位通過を達成できたことは、チームにとって大きな自信になったと思います。

ただ、最初からすべてが順調だったわけではありません。

1・2試合目は緊張もあり、自分たちのベストパフォーマンスを出せていない選手もいました。それでも、チーム全体で踏ん張り、一つひとつ勝利を積み重ねることができました。

3試合目以降は、ファイナルゲームまでもつれる展開になっても、絶対に気持ちで引かない強さが出てきました。

ベンチから伝えたアドバイスを試合の中でしっかりと活かし、状況を冷静に判断しながらプレーできるようになっていったことも印象に残っています。

単複を兼ねて出場する選手もいて、身体的な疲労はかなりあったと思います。それでも最後までしっかり走り切ることができたことが、5戦全勝につながった大きな要因だったと思います。

そして、いよいよ2部奪還をかけた入れ替え戦へと進みました。

2部奪還をかけた入れ替え戦

女子2・3部入れ替え戦では、

  • 第1試合 高崎健康福祉大学 3-1 作新学院大学
  • 第2試合 高崎健康福祉大学 3-2 東京女子体育大学

2試合とも勝利し、念願だった2部への復帰を果たすことができました。

春季リーグでは、3部への降格という悔しい経験をしました。

そのときのチームは、「負けたらどうしよう」という気持ちが先に立ち、相手に負けるというよりも、自分たち自身で自分たちのメンタルを追い込んでしまっているように感じる場面がありました。

だからこそ、今回の大会では、技術面だけでなく、苦しい場面でどう戦うかという部分も大切にしてきました。

今回の選手たちは、初戦からピンチになる場面を何度も乗り越えていきました。

身体的には疲労が溜まっていく一方でしたが、メンタルはとても良い状態を保つことができていました。

作新学院大学との試合では、第1シングルスを先に取られる苦しいスタート。それでも、その後しっかりと取り返し、チームとして勝利をつかみました。

そして、今回の戦いを象徴するような試合になったのが、東京女子体育大学との第2シングルスです。

ファイナルゲームでは、相手にマッチポイントを4回も握られる苦しい展開になりました。

それでも、最後まで粘って、粘って、21-19で勝ち切ることができました。

この一戦が、今回の入れ替え戦の大きなポイントだったと思います。

ベンチから見ていても、

「最後まで絶対に諦めない」
「絶対にやり切る」

という選手たちの気迫が、強く伝わってきました。

春季リーグで感じた「受け身になってしまう」という部分を乗り越え、苦しい場面でも自分たちから戦いにいく姿勢を、4日間を通して見ることができました。

ベンチから伝えたこと

コーチとして、ベンチから伝えていたことは、決して特別なことではありません。

  • 相手がどんな球を得意としているのか。
  • 何を待たれて、こちらがやられてしまっているのか。
  • 自分たちはどこでミスを誘われているのか。

試合の中で起きていることを選手と共有し、「では、次にどうするか」を考えられるようにアドバイスをしていました。

また、団体戦だからこそ、試合に負けた選手への声かけも大切にしていました。

「反省はしても、落ち込まない。まだ次があるから、すぐに切り替えていこう」

と伝え、個人の勝敗だけではなく、チーム全体で戦っていることを意識してもらうようにしました。

これから試合に入る選手たちには、

「絶対に楽には勝たせてもらえない。相手だって負けたくない。だからこそ、どこまで我慢して強気で攻められるかが大事。どんな形でもつなげば、相手が焦ってミスしてくれる。最後までしぶとくいこう」

と伝えました。

一つのプレー、一つのミス、一つのポイントで気持ちを切らさず、苦しいときこそ粘る。

今回のチームには、そうした戦い方が少しずつ身についていたように感じます。

4年生に伝えたかったこと

今回、特に4年生には、私自身の経験も伝えました。

私自身、現役時代に、引退する最後の試合で自分が負け、その結果チームが降格してしまった経験があります。

その試合のことは、今でも一生後悔しています。

だからこそ、4年生には、

「同じような後悔はしてほしくない。最後まで自分の力を出し切って、やり切ってほしい」

ということを伝えました。

最後の試合だからこそ、結果を恐れてプレーするのではなく、今できることをすべて出し切ってほしい。

自分自身の競技生活で経験した悔しさがあるからこそ、伝えられることがあると思っています。

そして今回、選手たちは最後まで戦い抜いてくれました。

最後に

春季リーグでの降格から始まった今回のシーズン。

悔しい経験をしたからこそ、チームで課題と向き合い、秋季リーグでは5戦全勝で1位通過。そして入れ替え戦では2連勝し、2部への復帰を果たすことができました。

この結果は、選手たちが日々の練習から積み重ねてきたものの成果だと思います。

4日間、身体的にも精神的にも決して楽な戦いではなかったと思いますが、最後まで諦めず、チーム全員で戦い抜いてくれた選手たちに感謝しています。

そして、今回の「2部奪還」はゴールではありません。

ここから2部の舞台でどんな戦いができるのか、さらに成長していく選手たちの姿を楽しみにしています。

私自身も、大学生の指導だけではなく、一般の方やジュニアの指導でも、技術を教えるだけではなく、「自分で考えてプレーすること」「苦しい場面でも最後まで諦めないこと」を大切にしています。

これまで自分自身が競技生活の中で経験してきたこと、そして今回コーチとして選手たちと戦った経験も、これからの指導に活かしていきたいと思います。

高崎健康福祉大学バドミントン部の皆さん、本当にお疲れさまでした。

そして、2部奪還おめでとう!

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この記事を書いた人

 小学1年生からバドミントンを始め、社会人では日立化成で実業団選手としてプレーし、18年間現役選手として競技を行っていた。
 現役引退後は結婚して山口県に移住。富士商きららドームにて小学生向けにバドミントン教室を行っていた。
 現在は山口県宇部市のジュニアクラブ等で指導している。

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